〜子どもと大人の冒険遊び場〜わくわくプレーパーク
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プレーパークって?



    
自分の責任で自由に遊ぶ        


プレーパークは、冒険遊び場とも言い、できるだけ禁止事項をなくして、やってみたい遊びを思い切りやれる遊び場、こわしたり、つくったり、子どもが自由に作り変えていける創造的な遊び場です。やらなければならない遊びも、やってはいけない遊びもありません。地面に穴を掘ったり、水を流してダムをつくったり、木に登ったり、火で焼き芋したり、竹や木で作ったり、ヒミツ基地で寝転んでいてもいい。子どもが自由意志で自由に遊べる場にするために、「自分の責任で自由に遊ぶ」というモットーを掲げています。

           日本で最初の冒険遊び場、羽根木プレーパーク(東京都世田谷区)

1943年、デンマークに誕生した「エンドラップ廃材遊び場」が世界初の冒険遊び場で、その後イギリス、ドイツなどヨーロッパ全域へ拡がりました。日本では、ヨーロッパの冒険遊び場に感銘を受けた大村虔一夫妻を中心に、子どもが育つ環境に不安を抱いていた東京都の親たちが「遊ぼう会」を発足させ、1975年と76年の夏休みに「経堂こども天国」、77年7月から15か月間、「桜丘冒険遊び場」を区の土地を借りて運営、子どもたちから絶大な支持を受けました。そして1979年、国際児童年記念事業として世田谷区が「冒険遊び場」を採択、民官協働の常設プレーパークとして出発しました。地域の関係者、プレーリーダーで実行委員会をつくり直接運営を担ってきました。

羽根木プレーパークは、羽根木公園の一角にありますが、出来るだけ禁止事項をなくして、子どもが自由に遊べるようにした遊び場です。既存の遊具はなく、リーダーハウス、にわとり小屋、木の上に作ったツリーハウス、野外ステージの他、木から木へとロープを渡したモンキーブリッジなど、手作りの遊具があり、プレーリーダーが常駐しています。

                 プレーリーダーって?

プレーリーダーは、プレーワーカーとも言い、遊びの指導者ではなく、子どもが主役の遊び場をつくるため、場の整備を含めて子どもの遊び心を刺激し、子どもの成長を支える存在です。子どもをありのままに受け止め、現場の怪我やトラブルにも対応します。子どもの言葉を社会に代弁し、人と人をつなぐなど、子どもの遊びを重視する社会づくりの担い手とも言え、プレーパークには欠かせない存在です。

現在世田谷区には四つのプレーパークがあり、四カ所の世話人が共同で立ち上げた「NPO法人プレーパーク世田谷」が区からの委託を受けて運営しています。開設日は月・火を除く毎日。(羽根木は月も開園)。10時から子どもが帰る夕方6時まで開いています。

子どもの遊び環境が貧しくなるなか、「地域にプレーパークを」との動きは全国に広がり、冒険遊び場づくりに取り組む団体は200を超えます。県内では、まだ常設のプレーパークはありませんが、福津市など7か所で取り組まれています。

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